Sun. 11.18.2012
 
お知らせ
清水誠一は2010年12月6日、享年64歳で亡くなりました。このWEBSITEは今後更新されませんが、引き続き皆様にご覧頂けるようにしたいと思っています。晩年の絵のシリーズ「IREBANA」に描かれている入れ歯は、今頃墓の下でハッハッハッと悪魔のように笑っているかもしれません。(長女・清水佐絵)

Seiichi Shimizu died on the 6th of Dec. 2010 when he was 64 years old. This website is not going to be renewed、but I'll try to keep this site as it is.His artificial teeth drawn in the series called "IREBANA"(IREBA means artificial tooth、and HANA means flower in Japanese) might be giving a big laugh like a devil under the grave.(His daughter・Sae Shimizu)
 

 
 
Wed. 07.28.2010
 
Rolling Cup
Rolling Cup 50号F出来ました。Cupが転がったからどうなんだよ。と言われるかも知れません。その後どうなるのかは私にも分かりません。絵描きといういたずら好きのある種の人たちは、世界に足掛けくれるのが好きなだけです。数年前、「でんぐり返って、ひっくり返って、しんずまった」などとくだらない歌うたっていました。自分がそうならないこと願っています。Rolling Stonesの駄洒落かって。偶然ですよ。相撲の名古屋場所の千秋楽かって。偶然ですよ。
 

 
 
Tue. 06.22.2010
 
Floating Fruit
Floating Fruit 40号F出来ましたのでアップ・ロードします。果物シリーズの第三作です。作品画像を送ったら20代女性のSさんから感想の返事が来ましたから、それをコピペします。「サンクス! Floating Fruit、なんかオモシロイネ!それぞれの果物に引力があって、引っ張り合ってるようにもみえますです。果物宇宙やな、」
この後新Rollingシリーズの静物画を二点描き、Pencil Girls(仮題)という荒唐無稽の大作に向かう予定です。
「Under Cuckoo Nest」出演してくれた3人は五月の連休に見に来て、左から二番目でジャンプしているS君「カッコいいカッコいい、鳥肌が立つ、鳥肌が立つ、この絵の中に入り込んでしまう気がする。」一番左の背中を見せているH君「徹底的に頭使ったね、何も足すことなく、何も取る必要の無い、完璧な絵画」中央で立ち座りしているK君「人物の立ち振る舞いと、後ろの背景の景色がすばらしい」とのことです。
今日知人のWさんから電話があり、カッコウの絵の実物を見に来たNさんと会ったら、「カッコウの絵素晴らしいしいから見に行ってきな、それと清水さんの最後の絵らしいから」Nさん、最後の絵だけ余計だよ。カッコウ詣では、まだまだ続きそうです。
 

 
 
Mon. 05.17.2010
 
Pencil Falling
Pencil Fallingは、変な作品で考えて創ったのではなく、頭の中に降って来た作品です。どんな絵を描こうなどと考えるのも飽きて、わしも還暦過ぎた老人やで。次の作品何描こうかなど悩む必要ないのではないかと。Last Paintingではなく、Last Penisなのかもしれません。でも、でもこの作品がでたことで、再活性していきそうです。次の大作に繋がりそうです。地球温暖化なのに氷河期化という貴方、今年の四月は骨身に浸みるように寒かったとよと返答しておきます。
 

 
 
Thu. 03.18.2010
 
Under Cuckoo Nest
お久ぶりです。去年の7月カッコウの実物に2メートル位の距離で会い、それを機会にインスピレーションが沸き10月から取り掛かった作品が約半年かかり完成しました。当地今年の冬は激寒の日が多く、アトリエが使用できず読書にいそしんだ日も多く、実質的には四ヶ月位かけて描いた500号の大作です。ネットの小画面では分からないよという苦情理解しますが、絵は実物を見ないと最終的にはだめですから。興味のある人はそのうち何らかの展覧会のとき実見してください。抽象画は500号何点か描いていますが、具象画は今まで描いた絵画で最大です。カッコウには絵の感想聞けませんが、20代6人30代一人のモデルに成ってくれた男子には絵の率直な感想聞いて見ますから、そのうちにNewsに載せます。この絵は変な絵で、出来たら直ぐ京都大阪から6人の若者が見に来ました。今月25日には20人見に来る予定になってます。きっとカッコウが何処かでカッコウの絵の宣伝をしているのかもしれません。2月の終わりと今月二度見に来た俳優の野口雄介君が言うには「飛び立てるような元気を与えてくれる」とのことです。
 

 
 
Wed. 09.16.2009
 
893SWIM
高原は朝晩はめっきり涼しくなり、秋風が吹いています。私の今までの人生の殆どは自民党政権下でしたが、やっとやっとのチェンジで民主党政権誕生の日、893SWIMが出来ました。一見すると馬鹿そうな絵に見えますが、わたしなりにいろいろ考え2月半かけ創った労作なのです。齢63にもなると、人生なんてこんなものと思うところもあるのです。水泳は山国生まれ故子供の頃は泳げなかったのですが、20代の前半YMCAの水泳教室に一週間通い覚えました。20代の頃在京中はよくプールに行きました。夏は豊島区立プール、冬は代々木体育館の温水プールで泳ぎました。水泳も好きですけど、一生懸命泳がないで水泳しながら考え事することが好きなのです。でも田舎に帰り、好きなプールがなかったこともあり30年間水泳はほとんどしませんでした。還暦をすぎメタボリック症候群の治療で通っている病院の医師から運動しなければだめだよと言われ、週二回車で7分ぐらいの処にある新宿区の保養施設の温水プールに通っています。最近水ものの作品を創っていますが、これはセザンヌの影響ではなく、私の人生の中の水との戯れの中から生まれたものだと思います。893については、あまり書きたくないですが、弁護士というものはこんなにありがたいものかとしみじみ感じ入った経験はあります。そんなことはどうでも良いですから、貴方の感性で自由に893SWIMを見て戴けたら嬉しいです。今年はこれから、カツコウに実際に昼4回遭遇し、夜「カッコウ、ホーホケキョ」というカッコウの託卵の声を40分間聞いた経験から発想した作品、Under cuckoo nestの500号の大作に挑戦する予定です。知り合いの20代30代の男子が7人出演します。モデルになつてくれた7人のサムライに感謝です。
 

 
 
Tue. 08.25.2009
 
ニコラ・プッサンの小品
8月22日、「ルーヴル美術館展-美の宮殿のこどもたち」、「やなぎみわ-婆々娘々」、「慶応義塾をめぐる芸術家たち」を大阪の国立国際美術館で見る。やなぎみわさんの展覧会は、NHK教育であらかじめ見てから行ったのだが、彼女の写真立て巨大インスタレーションを見て感じたことは、草食系男子の逃げ惑う森を、肉食怪獣婆々娘々がのっしのっしと歩く姿を想像してしまった。ハリウッド的で、映画に発展させたら良いのではないかと思う。「美の宮殿の子供たち」は、ルーブル美術館の壮大のコレクションの中から、子供をテーマにした古今東西の作品を、いろんなセクションから集めた展覧会で、こういう切り口もあるのかと興行プロデュースの妙を感じた。国立美術館で開催しているから、少子化対策の一環かと勘ぐりたくもなるが、見事に的中し、観客が若い女性で溢れていた。
でも、子供を可愛く無垢なものと捉える殆どの作品の中に、例外的に可愛くもあり同時に憎たらしくもある子供を多面的かつ深遠に描くプッサンの小品「アモールたちの合奏」を見つけたことは本当に嬉しかった。私は老人化したからだろうか、一枚の優れた絵画を見た夜は至上の至福感をもって眠れたのである。


 

 
 
Fri. 08.14.2009
 
You Tubeにアップロード
長い梅雨が空けやっと夏空の盛夏になりました。
四国のソフトマシーン美術館での個展You Tubeにアップ・ロードしましたので御笑覧ください。
(LINK)
また個展の詳細は、下記のURLでご確認ください。
(LINK)
 

 
 
Sun. 08.09.2009
 
News枠なし
Newsを枠なしで見る見方は、この(LINK)
をクリックしてください。
 

 
 
Fri. 07.17.2009
 
Naked Vegetable
Naked Vegetable出来ましたのでアップ・ロードします。
考えて見れば当たり前のことですが、野菜も浮くやつもいるし、沈むやつもいることがよく分かりました。
何でこんな絵描くかって。アイディアの展開でもありますけど、絵画を生み出す欲望の半分は、無意識の形成物であり、こう言う不安定なものと、不安定な精神を好む私の性向に関係しているのではないかという気がします。最近、医者にも弁護士にも一滴も向かないことがよく分かりました。
それでは、画家にむくかって、それを決めるのは、絵を見る他者の貴方たちが決めることです。
四国のソフトマシーン美術館の個展またまだ続きます。是非見に来てください。詳細は下記のHPでお調べください。
(LINK)

 

next